このページではテナガの道具、仕掛けに関することを紹介していきます。

※仕掛けや釣り方については自己流の部分もありますので、参考程度に留めてください

とりあえずこれだけ揃えれば問題なくテナガ釣りがスタートできます。

(1)釣り竿 1.3〜4mくらいのものを使い分けます。
(2)糸 メインとなる糸です。0.8〜1号くらいのものを使います。
(3)ウキ 玉ウキ、しもり、トウガラシなどお好みで。かなり小さいものを使います。
(4)ゴム管 ウキ下の調整に使います。
(5)ガン玉 ウキが沈む程度のものを選びましょう。2B〜4B。
(6)ハリス止め 極小サイズで十分です。
(7)ハリ エビ鈎、秋田狐、タナゴなどの1号〜3号のものを使います。
(8)エサ 赤虫、キジ、サシなど。
(9)ピンセット テナガからハリを外す為に使います。
(10)ハサミ ラインやエサを切るのに使います。
(11)ブクブク しっかりとエアレーションするものを選びましょう。
(12)クーラーBOX 簡易なものからエビ専用のものまであります。
(13)偏向グラス 水中の変化を見るだけではなく、目の保護になります。
(14)メジャー テナガのサイズを測ります。
(15)タオル 水に濡れた時などに手を拭きます。
○以上の道具は一例に過ぎません。
○他にも竿立てや両天秤の仕掛けなどを持っていく方もいらっしゃいます。



道具についてもう少し詳しく解説します
【竿】
1.3〜4mくらいの延べ竿を状況によって使い分けます。
私はテトラ帯での釣りが多いので、1.5m程度の短い竿を愛用しています。

1000円〜数万円ですが、安いもので十分です。
【糸】
道糸は0.8号くらいのものを使います。

巻いてあるメートル数にもよりますが、100円〜数百円。

【ウキ】
大きいと浮力が強くなり釣れにくいので、小さなウキを選択したほうが無難です。

玉ウキだけではなくトウガラシウキなどを愛用する方もいます。

画像のウキは玉ウキで4コ入り126円でした。
【ゴム管】
ウキを支え、ウキから下の長さの調整をする役目もあります。

長い状態で売られていることが多く、20cmくらいで60円前後。
小さく切って使います。

【ガン玉】
カミツブシとも言いますが、オモリです。

テナガ釣りでは、ウキが沈むくらいの重さのものを使用します。

50円〜数百円。
【ハリス止め】
ハリスをちょんっと引っ掛けるだけで済み、結ぶ必要がなくラクチンです。

ハゼなどの小物釣りでもよく使用されます。

画像のものは8コ入りで168円でした。

【針】
専用針もあれば、フナ用の針を使ったりもします。
オススメは2号か3号。

画像のものは126円でした。
【エサ】
エサについては下で詳しく紹介しています。

【ピンセット】
テナガの口からハリを外すのに使います。
超重要アイテム!!

指ではなかなか外れないハリも、これを使えば簡単に手返しよく外すことができます。
100〜200円。
【ハサミ】
糸を切ったりキジを切ったりします。2つ用意して使い分けるのも良いでしょう。

100〜数百円。

【ブクブク】
テナガは酸欠に弱いのでこれは必須!

数百円〜2000円。
【クーラーBOX】
画像はエビ専用のものですが、普通のクーラーBOXを改造してもOKです。詳しくはこちら。

1000〜数千円。

【偏向グラス】
水中の変化を見ます。肉眼では見えない水中の変化やテナガの姿がバッチリ見えます。

日差しやハリなどから目を守る役目も果たします。
1000〜数千円。

私はユニクロの偏向グラスを愛用しています。
【メジャー】
大きさを測るのに使いますが、必要がなければ持参してくても良いでしょう。

100〜数百円。

【タオル】
手を拭くために使います。
私は汚れてもよいもの、濡れた手を拭くだけのものと複数枚用意しています。
こんな物もあります

■初心者の方や仕掛けを作るのが面倒という方は、まずは市販の仕掛けを購入して使用するのが最善かと思います。
画像は上州屋で購入したテナガ専用仕掛けですが、仕掛けが1つ、そして替え針が10本ほど付いて200円前後で買えます。

■この仕掛けを5つくらい予備で買って釣りに行けば問題ありませんが、慣れてきたら自分で仕掛けを作りましょう。安上がりな上に、自分好みの仕掛けを作ることができます。

■針のサイズは小さいほど小型も良く掛かりますので、1号がオススメです。
大型ばかりを狙う場合は2、3号を使うと良いでしょう。

■仕掛けはこんな感じです。一番単純なものになります。
他にも仕掛けのバリエーションはあり、ポイントによっては別の仕掛けでないと根掛かりなどで苦労する場合もありますが、これでも十分通用します。
仕掛けの全長は、竿の長さ+20cmくらい。しかしポイントによっては竿より短くても長くても問題なし!です。

■竿の手元に巻いてある輪ゴムは滑り止めになります。3本くらいをグルグル巻きにします。特にテトラ帯で竿を置くときに役に立ちます。

■慣れてきたら自分で仕掛けを作ったほうが安上がりです。
作る手間もそれほど掛からないので、ぜひチャレンジしてみて下さい。安く、たくさん、しかも自分好みの仕掛けが作れます。


画像では分かりやすいように、糸を太いもので表現しています。
(1)

竿先は、画像のように赤いヒモ状になっています。
仕掛けは先を輪っか状にしますが、市販の仕掛けはすでに輪っか状になっています。
このような輪っか状のことを「チチワ」と呼びます。

※画像のチチワは間違っていることが判明。
ただしくはこちら
参考:埼玉の空より様
(2)

仕掛けを図のようにして、竿先の部分に潜らせます。
(3)

竿先の赤い部分に通したら、竿先を指でつまみ、そのまま糸を引っ張ります。
そうすると、竿先に仕掛けがキュ!と結ばれ、竿と仕掛けが連結されることになります。

竿先の赤いこの部分の先端は硬結びになっており、仕掛けが滑り落ちない役目を果たしています。