引きずり込むもの
<これからナマズ釣りを始めようと思っている方に...> 今回は、『これからナマズ釣りを始めてみよう』と思っている方に少々お話を...。 『トップでバコバコ!』 『スリリング!』 『平日でもお手軽に出来る釣り』 『身近な釣りでナイスサイズ!』 等々、最近ナイトのナマズ釣りに興味を持っている方が増えているかと思います。 が、 実は、そんなに楽しい事ばかりではないんですよ...。(汗) 今日は、ナイトのナマズ釣りの『危険要因』の一つ 『異界の者』 についてお話しします。 ナマズ釣りは主に『ナイトフィッシング』が主体とされています。(昼間でも釣れますが) これは、ナマズが『夜行性』であり、暗くなってから活発に補食活動をするからであります。 なので、『ナマズを効率的に狙う』となると、必然的に『夜釣り』と言う型をとる事になります。 ところで、皆さんは『霊』の存在を信じますか?信じませんか? 僕は、まったく信じない訳ではないのですが『霊感ゼロ体質』(?)な為、あまり気にする事は無いんです。 ある、友人の言葉を聞くまでは...。 一般に、『水辺には霊が集まる』と言われています。 夜中の、河川敷なんて不気味ですよね〜。 さすがの僕も『ココはちょっとやだな...』なんて場所は2,3あります。 しかしながら、僕がこうして毎晩の様に一人で出撃して、時には夜中にヤブコギしてまで平気で釣りをしているのは、まぎれも無く『霊感ゼロ体質』(まった く見えない)だからであります。 じゃあ、見える人だったら...? 私の友人にいわゆる『霊感の強い人』がいまして、(仮に『A君』としましょう。) そのA君も釣りはやるのですが、バスフィッシングメインでナマズはやった事がなく、『是非一度やってみたい!』と言うので連れて行ってあげる事にしたん です。 タマゾン河に付いたのはAM/12:00。 さすがにまだ、夜は寒いので人っ子一人いません。 準備をしていつものポイントに向かいます。 始めのうちは楽しく雑談等を交えながら、釣りをしていたのですが次第にA君は口数が少なくなり、顔から笑みも消えて行きました。 『あまり釣れないから、つまらないのかな?』 と思い、ポイントを変えながら探って行きました。 そして、4ヶ所目のポイントに着いたとたん、A君が『もう帰ろう。』と言い出しました。 さすがに寒いし釣れないしで、心が折れたのかと思いその日は帰る事にしました。 帰りの車の中で僕はA君に 『ごめんな。せっかく来てくれたのに釣らせてあげれなくて...。もうチョイして暖かくなったらもっと釣れるからさ。その時またガイドするよ。』 僕は、せっかく来てくれたA君に釣らせてあげる事が出来ず、申し訳ない気持ちでいました。 そんな僕の言葉に対し、A君はこう言いました。 『なぁ、お前毎晩あんな所で釣りしてんのか?』 『あぁ、もうちょっと暖かくなれば結構いい場所なんだぜ。』 僕は、A君が言った『あんな所』と言う意味が『あんなに釣れない所』という意味だと思ってこう答えました。 すると、A君が突然恐ろしい事を言い始めました。 『いや、そんなんじゃないんだよ。まぁ、お前が何処まで信じるか解らないけど、あそこのポイントな、特に最後に行ったポイント...。あそこヤバい ぞ...。ものすごい数の霊がいたよ...。』 などと、とんでもない事言い出したんです。 『えっ、どういう事?詳しく話してよ。』 僕は、先にも書いた通り霊とかあまり信じない方ではありますがA君が霊感がものすごく強いという事は前から本人にも周りの友人からも聞いていたので彼の 言葉はあながち嘘ではないと思い詳しく聞いてみる事にしました。 『水辺には比較的霊が集まりやすいんだよ。始めに行ったポイントにも1,2体いたんだ。だけど、別に全部が全部悪い霊って訳じゃなくて、『ただ居るだ け』ってヤツはそんなに問題じゃないんだ。でも中には悪い霊ってのもいて、いわゆる『危害』を加えて来るヤツも居るんだ。最後に行ったポイントな、あそ こは結構ヤバいぞ!そんなヤツがウヨウヨ居たよ...。お前の事、水の中に引きずり込もうとしてたぞ...。』 さらに、こんな事を言いました。 『お前さ、釣りしてて水の中に落ちたり、もしくは落ちそうになった事無い?』 僕は、過去に2度程落水してます。先日は片足を『なんちゃって地面』に落っことして危うく片足ビショビショにする所でした。 その事を友人に話すと、 『やっぱりな...。それな、お前の不注意じゃなくて霊がお前を水の中に引きずり込もうとしてたんだよ...失敗したけどな...。』 僕は、ビックリして聞き返しました。 『じゃ、じゃあさ、その時オレ結構ヤバかったって事?』 すると友人は、 『あぁ...。よく河で遊んでて落っこちたとかの事故ってあるだろ?あれな、全部じゃないけど幾つかは霊の仕業なんだよ。『引きずり込まれた』ってヤツ だ。お前が大した事無かったのはな、相手がそんな強力な霊って訳じゃなかったてのもあるけど、もう一つ理由があるんだ。』 A君はジッと僕の顔を見ながら続けます。 『お前の守護霊な、かなりの霊力があるんだ。要するに『強い守護霊に守られてる』って事だ。だからお前には霊が見えないし、大した事も起こらな い...。これが守護霊の力が弱いヤツがあのポイントにしょっちゅう行って釣りしてたら、とっくに事故が起きてるよ。最悪、命を落としてるかも な...。 一般に霊位の高いヤツって言うのは、まぁ、お前もそうなんだけど、霊が見えたりしないんだよ。霊感が強いとか霊能力があるヤツは別だけど、霊位の低いヤ ツ程、霊と波長が合いやすくて、その結果霊を見たりその影響を受けたりしやすいんだ。 お前が今無事で居るのも守護霊のおかげなんだ。感謝するんだな...。』 と...。 皆さんはこの話しどう思いますか? 『俺は、別に怖くなんかねぇぜ!』 『霊とかまったく信じてないし...。』 って方はお気をつけてどうぞ...。 でも、ちょっとでも信じている方は『よく考えて』始めて下さい。 別に釣りは昼間でも出来ますよ。無理に夜やらなくても...。 あっ、そうそう。A君があと、こんな事も言ってました。 『お前が今迄無事なのはあくまでも『今の所』に過ぎないんだからな...。いくらお前の守護霊が強いからって言っても、それ以上の霊が居たらヤバい ぞ...。あまりホイホイいろんな所に行くな。特に『流れの無い所』には近寄らない方がイイな...。意外と知られてないけど多摩川ってその昔は、『霊 (たま)川』とか『魂川』とか『多魔川』って言われてたらしく、『霊界に通ずる川』って事で霊が集まりやすい場所なんだそうだ...。』 これから始める方は、心してどうぞ...。 あなたの守護霊は強いですか...? |