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釣っている時にバケツやクーラーにテナガを入れますが、その時川の水、池の水を入れては泥抜きがうまくいきません。
公園に水道があれば、そこで水を汲んでおきます。
そのままでもブクブクのセットと、テナガが苦手とする水温の上昇さえおさえれば、テナガが全滅するようなことはありませんが、塩を入れるのもオススメです。(塩については後から解説します)
このようにしておくと持って帰る間にプチ泥抜きができます。
家に帰るころには、かなり水が濁っています。この濁りを見たら必ず泥抜きしてから食べたくなるはずです。
夏季は水温の上昇でテナガがすぐに死ぬので、クーラーボックスに氷や保冷剤をを入れることが必須となります。
日陰に置くことも重要です。

泥抜きは最低3日がオススメ。綺麗な場所で釣ったものなら即日〜2日程度で大丈夫です。
私は最低3日泥抜きしてから食べています。やはり泥臭さが抜けて美味となるのは3〜7日泥抜きした後です。
初日・・・・水がかなり汚れるのでできれば朝、晩水を全部交換する。
二日目・・まだ水が汚れるので全部交換する。
三日目・・汚れが落ち着く。食べ頃。
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七日目・・水がほとんど濁らなくなる。絶食の限界点。

可愛そうな気もしますが泥抜き中は絶食です。水も汚れるので絶対にエサは与えません。

泥抜き中には必ずといって良いほど共食いが起こります。特に脱皮した固体がいると即襲われます。
これはどうしようもないので諦めましょう。
水が汚れるので死んだものはすぐに取り除きます。



大きなものが適しています。大きな発泡スチロールをスーパーでもらってきても良いでしょう。

簡易なもので大丈夫です。

私はこのようなものを使っています。安価な上に使えます。

掲示板への投稿でアイデアを頂いたのですが、三角コーナー用の網などをビリビリに破いてたくさん入れておきます。
こうすることで、テナガが適当に散り共食いがある程度防止できます。足場も安定するのでテナガが弱りません。

塩を適量入れることで、テナガが汽水域に生息している環境を簡易に再現して生存率を上げます。

釣りの最中〜持ち帰りまで
■釣りの最中はバケツ、クーラーボックスは日陰に置く。ブクブクは必須!!!
■持ち帰り中は現地の水ではなく、水道水か天然水。
水量は少なくても大丈夫。管理人は30匹〜60匹に対して2リットル以下。家に帰るころには水がかなり濁っています。
この作業をテナガWebでは『プチ泥抜き』と呼びます。
■塩を入れる。テナガは汽水域に生息することが多いので、塩分を加えると生存率が向上します。他にも病原菌を退治する作用などもあるので、少しでも入れておくと良いかも知れません。
持ち帰ってから
■ろ過装置、ブクブクは必須。最低でもブクブクは入れる。ない場合は全滅します。
■ブクブクのみの場合は水の入れ換えは毎日必須。面倒がらずに水が汚れたら交換!
ろ過装置を入れていても、最初の1〜2日は水が汚れて臭いも出るので、2〜3日の泥抜きでも最低1回は水を入れ換えましょう。
■塩を入れる。これは好みで。 |
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