解説 |
前日、あまりにも情けない釣行になってしまったので、リベンジを果たすべく再び荒川へ。いつものポイントではなく、始発に乗り込み別の場所へ。
ポイント付近に到着。まずポイントへの入り方が分かりません。
想像していた場所と違う雰囲気だと焦りますが、何とかポイントを見つけて実釣開始。
最初のポイントは全く反応なし。じりじりと時間が過ぎていくので、ちょっと場所移動。するとすぐにウキが反応。この動きは明らかにテナガです。
慎重にタイミングをはかって竿を上げると、ビンッビンッという感触・・・ああ幸せ(笑)引きを味わってから上げると16cmほどのテナガです。
その後も何尾か追加していると、コイ釣りの地元釣り師が登場。
こちらに聞こえないと思ったのか「ちっ・・・本当かよ・・・」と、自分のポイントに人が入っていることをぼやいていました。ここはあなたの専用釣り場じゃないってばと思いつつ、一応挨拶してお話を伺いました。
すると、思ったより親切な方で、今年の荒川はやはり渋いということ、そして「渋い中でも結構釣れる場所がある」と詳細にポイントを教えて頂きました。更にポイントを移動して何尾か追加し、この日ご一緒させて頂く方と合流し、場所を大きく移動します。
到着した場所は、私が今までテナガ釣りをした中でダントツで一番景観のよろしい場所!建物が視界に入らない場所というのは非日常が存分に味わえて良いですね。
ここでも何尾か釣ることができたのですが、テナガが綺麗です。陽の光に当たると青みがかっているのがよく分かり、何ともいえません。六郷などで釣れるドス黒いテナガは釣れません。環境の差というのは大きいのかも知れませんね。チチブもたくさん釣れたのですが、チチブも綺麗です。
それにしても初めての場所で坊主を食らわないというのは達成感があって良いですね。この達成感を味わいつつ、更に別の場所に大きく移動。
しかしここでは全くテナガのアタリを感じることができずに、再び先程のポイントへ舞い戻りました。
夕方です。この時間帯ならテナガもバッチリ食ってくる・・・そう確信して竿を出したのですが、結果は2尾追加に留まりました。
潮がどんどん上がってきてアタリも全くないので、ここで納竿です。
まとめ
超時間の釣行となりました。移動時間も長かったのですが、それにしても一日存分にテナガ釣りを堪能させて頂きました。
個人的には20尾つれましたし、色んなポイントを攻めることができて充実した一日となったのですが、この時期のテナガを考えると、荒川、全くの大不調といっても宜しいでしょう。
どこにでもいる、というハイシーズンならではの入れ食い状態が全くありません。いるところにはいるという状況です。
ただ、場所によっては「いるところにはいる」を探すのは、それほど困難ではありません。ちょっとの行動力があれば、私が釣っていた場所ですと最低でも10尾。多ければ50尾は釣れると実感しました。
自然が相手ですから、どうしてもうまく行かないときがあります。
そんな状況でも、自分ならではの釣りが追求できれば、それで満足できるのではないでしょうか。釣れない釣れないと嘆いているばかりでは、不健康な釣りになってしまいます。
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